脱毛の知識

【医師監修】医療脱毛を受ける場合のクリニックの選び方!8つのポイントを解説

医療脱毛を受けようと思っているものの、どのようなクリニックを選べばよいか分からず悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。医療脱毛で失敗しないためには、脱毛方法や脱毛機、施術範囲、プランなど、さまざまな点をチェックした上で、自身に合ったクリニックを選ぶ必要があります。

本記事では、医療脱毛を受けるクリニックの選び方について、8つのポイントに分けて詳しく解説していきます。

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医療脱毛の選び方① 脱毛方法

医療脱毛の脱毛方法には、「医療レーザー脱毛」と「ニードル脱毛」があります。

医療レーザー脱毛は、毛根のメラニン色素に反応するレーザーを照射することで発生した熱によって発毛組織を破壊する方法です。

一方、ニードル脱毛は電気針脱毛とも呼ばれ、毛穴に専用の針を刺して通電し、発毛組織を焼き切ることで脱毛効果を得る方法です。医療レーザー脱毛と比べて痛みが強い傾向がある上に、毛穴1本単位で処置するため時間や費用もかかりやすいという特徴があります。ただし、医療レーザー脱毛では難しい白髪の脱毛や部分的な脱毛が可能です。

痛みやかかる時間、費用などを考慮すると、特殊なケースを除き、基本的には医療レーザー脱毛を検討する方がよいでしょう。

医療脱毛の選び方② 導入されている脱毛機

医療脱毛の選び方② 導入されている脱毛機

医療レーザー脱毛を受ける場合は、クリニックが導入している脱毛機の種類や特徴などについて理解することが大切です。脱毛機によって、対応している毛質や肌質、痛みの強さ、毛が抜けるスピードなどが異なります。自身の毛質や肌質に適していない脱毛機による施術を受けると、期待した脱毛効果を得られない可能性もゼロではありません。

脱毛機の照射方法とレーザーの種類やそれぞれの特徴について詳しく解説していきます。

照射方法

脱毛機の照射方法は、以下の2つに分類されます。

  • 熱破壊式
  • 蓄熱式

基本的にどの脱毛機を使用するかどうかは、クリニックの医師や看護師が判断します。そのため、施術を受ける方が熱破壊式の脱毛機を希望していても、施術を受ける方の毛質や肌質に合わせて、蓄熱式を推奨されるような場合もあるでしょう。

また、1種類の脱毛機だけを取り扱っているクリニックの場合、毛質や肌質に適した脱毛機を選ぶことが難しいため、両方の脱毛機を導入しているクリニックを検討してみてください。

それでは、熱破壊式と蓄熱式の特徴について詳しく解説していきます。

熱破壊式

熱破壊式の脱毛機は、毛根のメラニン色素に反応する高出力のレーザーを照射し、発生した熱によって髪を作るための毛母細胞と毛母細胞に栄養を送る毛乳頭を破壊するものです。

レーザーが毛根のメラニン色素に吸収されることで熱が発生する仕組みであり、熱によって多少は肌にダメージが加わる上に、痛みが強い傾向があります。ただしその一方で、蓄熱式と比べて毛が抜けるまでの期間が短く、短期間で脱毛効果を実感できるでしょう。またメラニン色素に強く反応するため、濃く太い毛や剛毛に対して優れた効果を発揮します。

これらを踏まえると、熱破壊式は次のような方に適しています。

  • 強い痛みを我慢できる方
  • 早く脱毛完了したい方
  • ワキやVIO、ヒゲなどを脱毛したい方

蓄熱式

蓄熱式の脱毛機は、低出力のレーザーを複数回照射することで、バルジ領域に少しずつダメージを与えて破壊するものです。バルジ領域は毛乳頭や毛母細胞よりも肌の浅い位置にあり、毛を生やすための指令を出す役割を持ちます。

そのため毛乳頭や毛母細胞を破壊せずとも、バルジ領域さえ破壊すれば脱毛効果を得られます。また蓄熱式では低出力のレーザーを照射するため、熱破壊式よりも少ない痛みで施術可能です。その他にもメラニン色素に反応する能力が低いため、状態にもよりますが軽度な日焼けや色黒肌にも照射できる可能性があります。これらを踏まえると、蓄熱式は次のような方に適しています。

  • なるべく痛みが少ない施術を希望する方
  • 日焼けをしている方(軽度な場合に施術を受けられる可能性がある。ただしクリニックに確認が必要)
  • 色黒肌の方(軽度な場合に施術を受けられる可能性がある。ただしクリニックに確認が必要)
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レーザー

医療脱毛に使用するレーザーには、以下3つの種類があります。

  • アレキサンドライトレーザー
  • ダイオードレーザー
  • YAGレーザー

それぞれ、波長の長さや適している肌質・毛質が異なります。複数のレーザーを照射できる脱毛機を導入しているクリニックであれば、さまざまな肌質や毛質にも対応可能です。特に、全身脱毛では箇所によって異なる肌質や毛質に違う場合があるので、なるべく複数のレーザーを照射できるクリニックを選びましょう。

医療脱毛に使用するレーザーの種類とそれぞれの特徴、波長の長さ、適している肌質・毛質などについて詳しく解説していきます。

アレキサンドライトレーザー

アレキサンドライトレーザーは、宝石のアレキサンドライトを光源にした波長755nmのレーザーです。医療脱毛に使用するレーザーの中でも波長が短く、メラニン色素への吸収性に優れているため、低出力でも効率的に脱毛ができます。皮膚の浅い領域に生える産毛の脱毛に向いているのはもちろん、特に、黒い毛や太い毛への効果に優れているため、ワキやVIOなどの脱毛に適しています。

一方、メラニン色素への反応に優れているため、日焼けをした肌や色素沈着のある肌には照射できない点にも注意が必要です。

ダイオードレーザー

ダイオードレーザーは800〜940nmの波長のレーザーですが、波長の長さは機器によって異なります。メラニン色素への反応については中程度で、濃い毛はもちろんのこと、産毛のように色素が薄い毛にも効果が期待できます。ただし、ヒゲのように毛根が深い位置にある毛には不向きです。

1ショットで広範囲を照射できるため、施術時間を抑えられる傾向にあります。また、施術時の痛みは比較的少ないため、痛みをなるべく抑えたい方に向いています。その他、日焼けをした肌でも程度によっては照射できる点もメリットです。

YAGレーザー

YAGレーザーは、1064nmと他の脱毛機と比べて長い波長を持つレーザーです。そのため、濃くて毛根が深い毛に適しています。一方、肌の奥深くまで届くからこそ、他のレーザーと比べて痛みが感じやすくなる傾向があります。

また、シミや日焼けは肌の浅い層にメラニン色素が沈着しているものであるため、波長が長いYAGレーザーであればシミや日焼けがあったとしても照射できる可能性があるでしょう。ただし、あまりにも日焼けをしている箇所や色素沈着が強い箇所には照射できません。

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医療脱毛の選び方③ 施術範囲

医療脱毛の選び方③ 施術範囲

医療脱毛を受ける際は、脱毛したい箇所や範囲がプランに含まれているかどうかの確認が必要です。希望する施術範囲が含まれていない場合は、他のプランや別のクリニックを検討しましょう。

特に顔脱毛の場合、口周り、頬、額など、施術を受けられる箇所が細かく分かれており、クリニックによって施術範囲が異なるため、詳細を確認しましょう。

医療脱毛の選び方④ プラン(施術回数)

クリニックは通常、全身脱毛プランと箇所別の脱毛プランを提供しています。全身脱毛は、腕や足、背中、お腹など全身を対象としており、箇所別の脱毛では一部の箇所を対象にしています。

また、全身脱毛では顔とVIOが含まれていない場合があるため、事前に確認が必要です。

脱毛を完了するためには、複数回の施術が必要です。プランによって受けられる施術回数が異なるため、契約前にチェックしましょう。また、施術回数や施術箇所に応じて、契約期間が定められている場合もあります。契約期間を過ぎると追加料金が発生したり、施術を受けられなくなったりする可能性があるため、余裕を持って通えるクリニックを選ぶようにしましょう。

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医療脱毛の選び方⑤ 料金

医療脱毛の選び方⑤ 料金

医療脱毛は自由診療のため、クリニックによって料金が異なります。検討しているクリニックの脱毛料金が相場内かどうか確認しましょう。その上で、自分の予算内に収まるクリニックを絞り混むことが大切です。

全身脱毛(5回)の料金相場は、顔・VIOなしで10万~20万円程度です。全身+VIOは19万~30万円程度、顔も追加すると28万~40万円程度はかかることが多いでしょう。

顔脱毛(5回)の料金相場は、8万〜10万円程度です。ただし、顔の産毛はレーザーが反応しづらいため、想定よりも多くの施術回数が必要になる可能性があります。

VIO脱毛(5回)の料金相場は、8万~10万円程度です。VIOの毛は濃くて量が多いため、他の箇所よりも多くの施術が必要になる可能性があります。また毛量を減らすだけにするのか、ツルツルにするかなど、施術を受ける方の希望によっても、施術回数は変わります。

なお、上記はあくまでも値段相場であり、使用する脱毛機や施術箇所、施術時間などの違いから、クリニックによって値段が大きく変わるケースも多いです。事前にいくらかかるかクリニックに確認するようにしましょう。

オプション料・キャンセル料を確認

クリニックによっては、以下に挙げるようなオプション料金がかかる場合があります。

  • シェービング代
  • 麻酔代
  • 保湿代
  • テスト照射料

オプション料がかかることを知らずに契約すると、後から予算オーバーになってしまう恐れがあります。特に、麻酔代と保湿代は施術の度にかかる場合もあるため、総費用が高くなってしまいやすいです。

またクリニックによっては、施術のキャンセル料やプラン契約の解約手数料などがかかるケースもあります。キャンセル料は、当日や前日などタイミングによって規定が異なる場合があります。

医療脱毛を検討する際は、プラン料金だけではなくオプション料やキャンセル料もカウンセリング時に確認し、予期せぬ追加料金の発生を防ぐことが大切です。

医療脱毛の選び方⑥ 通いやすさ

医療脱毛は定期的に施術を受ける必要があるため、クリニックの通いやすさも重要なポイントです。Webサイトや専用アプリから予約ができるかどうかを確認しましょう。電話連絡のみの場合、タイミングを逃してしまい希望日に予約を取れなくなる可能性が高まります。

また、予定が変わった際に備えて、予約変更がしやすいかどうかも確認しておくことが必要です。その他にも、受付時間が自身のライフスタイルと合っているかどうかも確認しましょう。仕事や学校の帰りに立ち寄れるクリニックであれば、長く通いやすいです。

同時に、職場や学校、自宅などから通いやすい場所かどうかも確認してください。通いづらい場所のクリニックは、長く通うことにストレスを感じてしまう恐れがあります。

医療脱毛の選び方⑦ 照射の丁寧さ

医療脱毛の選び方⑦ 照射の丁寧さ

医療脱毛は、照射漏れがあると脱毛効果を十分に得られません。均一に照射するように注意を払っているか、定期的な研修で技術の向上に努めているかなどを確認しましょう。

また、施術時には肌質や毛質に合わせてレーザーの出力を調整することが重要です。出力が高すぎると、痛みや肌トラブルのリスクが高まります。逆に出力が低すぎると、脱毛効果を十分に得られません。施術を担当する医師や看護師が施術を受ける方に合わせて出力を調整し、丁寧に照射してくれるクリニックを選びましょう。

クリニックのWebサイトに掲載されている情報や、カウンセリング時の質問への回答で得た情報などを通じて、施術に対するこだわりや実績、信頼性などを確認することが大切です。

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医療脱毛の選び方⑧ アフターフォロー

医療脱毛は、施術後に肌トラブルが起こる可能性があるため、アフターフォローが徹底しているクリニックであることが重要です。

施術後に肌トラブルが起こった場合に、医師の診察が受けられるかどうかの確認が必要です。診察を受けられる場合は診察料が無料かどうか、また薬が無料で処方されるかどうかなどもチェックしてください。

まとめ

医療脱毛を受ける際には、導入している脱毛機の種類や施術範囲、料金、通いやすさ、アフターフォローの充実度などを総合的に確認して、自身に合ったクリニックを選ぶことが大切です。脱毛完了までには数カ月以上かかることが多いため、最後まで快適に通えるかどうか、満足のいく施術を受けられるかを考えましょう。

医療脱毛専門クリニック「じぶんクリニック」では、熱破壊式と蓄熱式の2種類の脱毛機を導入しており、いずれの機器も異なる深度距離に効果的な3つのレーザーを同時に照射できます。そのため、産毛が多い顔や背中、毛が濃いVIOなど、さまざまな箇所に効果的にアプローチが可能です。

また、会員アプリで24時間いつでも予約の空き状況を確認し、その場で予約できる手軽さも特長の一つです。予約枠は多く用意しているため、「契約したものの予約が埋まっていて通えない」という状況にはなりません。

当日の予約キャンセル料(条件あり)や解約手数料も無料で、シェービングも自分では処理しにくいえり足(うなじ)や背中、腰、ヒップ、ヒップ奥(Oライン)であれば無料で対応します。

施術では、定期的な研修を受けている看護師が毛質や毛量に応じて適切な照射出力に調整するため、効率的かつ肌トラブルのリスクを抑えて受けることが可能です。もし万が一、施術後に肌トラブルが発生した場合でも、無料で医師による診察を受けられます。無料カウンセリングを実施していますので、医療脱毛に興味がある方はまずはお気軽にご相談ください。

横山 歩依里 医師
この記事の監修者
横山 歩依里 医師
診療科目:美容皮膚科
診療科目:美容皮膚科

医療脱毛は医療行為であるため、クリニック選びも慎重に行う必要があります。レーザーの種類によって、肌質や毛質の得意・不得意があります。それぞれの違いや特徴を理解して、目的に合った脱毛機を導入している医療脱毛クリニックを選びましょう。

またカウンセリングの安心感、照射方法の丁寧さ、アフターフォローの充実度、予約の取りやすさなども考慮するとよいでしょう。