脱毛の知識

VIO脱毛はどのくらい痛いの?痛みの理由や度合い、軽減する方法を紹介

近年人気のVIO脱毛ですが、デリケートな箇所への脱毛は一層痛いのではないかと不安に思う方も多いでしょう。確かにVIOは痛みを訴える声が多い箇所です。しかし痛みの感じ方には個人差があり、痛みを感じやすい人には共通点があります。

本記事では、VIO脱毛で痛みを感じる理由や痛みの軽減方法を6つ紹介します。施術回数別にVIO脱毛の痛みの目安についても解説するので、痛みの強さが理由でVIO脱毛に一歩踏み出せない方は、ぜひ参考にしてください。

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VIO脱毛とは?

VIO脱毛とは、デリケートゾーンに対する脱毛のことです。VIOとは以下のように、デリケートゾーンをより細かく分類して表しています。

Vライン 下着の前面で隠れる、両足の付け根より上の箇所
iライン 女性器周辺(多くは粘膜を含まないギリギリまで)
Oライン 肛門周辺

Vラインはビキニラインとも呼ばれます。完全に毛をなくさず、毛量を減らして下着から毛がはみ出ないようにする調整も可能です。好きなデザインに調整できるため、スタッフに希望を伝えてみてください。ただし医療レーザー脱毛の場合、一度脱毛した毛穴からは基本的に毛が生えてこなくなるため、よく考えてから決断しましょう。

iラインやOラインは衛生面から、毛量を減らすだけでなく完全に毛のない状態にしたいという方が多いです。

もともと日本ではあまり浸透していなかったVIO脱毛ですが、近年では脱毛自体が一般的となってきています。衛生面だけでなくコンプレックスを解消して好きなファッションを存分に楽しみたい方にとっても、VIO脱毛は人気の箇所です。

VIO脱毛はどのくらい痛いの?

VIO脱毛の際の痛さは、「痛みは感じるが我慢できる程度」という方が多いです。よく「複数箇所を同時に輪ゴムで弾かれるような痛み」と例えられるように、光やレーザーを照射した瞬間に強い痛みを感じ、その後痛みが引いていきます。尾を引くような痛みはなく、照射時のみ耐えればよい痛みです。

その他「一瞬電気が走ったような感覚」や「針が皮膚表面に触れたような感覚」「毛抜きで毛を抜いた瞬間の感覚」など、痛みの感じ方には個人差があります。脱毛の種類や脱毛機の違いによっても痛みの度合いは左右されます。

VIO脱毛が痛い理由

VIO脱毛は全身の中でも特に痛みを感じやすいといわれます。ここからは、VIO脱毛で痛みを感じやすい理由を解説します。痛みの理由を知っておけば対策法も分かるため、ぜひ理解しておきましょう。

皮膚が薄く骨に近いため

皮膚が薄く骨に近いVIOは、脱毛の際に痛みを感じやすいです。骨にも神経が通っているため、皮膚が薄いと脱毛の施術時の刺激が神経まで到達しやすいからです。骨が近いVIOゾーンの脱毛では痛みを生じやすい傾向にあります。

毛量が多く密集しているため

脱毛箇所の毛量が多いほど、痛みを感じやすい傾向にあります。

脱毛に用いる光やレーザーは、毛のメラニン色素と反応して熱を発生させ発毛組織にダメージを与える原理です。VIOゾーンは全身の中でも特に毛が密集しており、なおかつ一本一本の毛が太い箇所でもあります。結果として照射時に反応する毛穴の数も増え、熱が多く発生することで痛みにつながりやすいのです。

色素沈着しやすいため

色素沈着が起きている場合、肌の色が濃くなった箇所に光やレーザーが反応し、痛みが生じやすくなります。VIOゾーンが色素沈着しやすい理由は以下のとおりです。

  • カミソリなどでの自己処理による刺激
  • 下着がこすれることによる刺激
  • ナプキンによるかぶれ
  • ホルモンバランスの乱れ

VIOゾーンの自己処理はカミソリなどで剃る方法が一般的ですが、色素沈着につながりやすいため注意が必要です。また生理用品の繊維が原因でアレルギー反応を起こすケースもあります。

多少の黒ずみであれば、脱毛を行う上では問題ありません。不安な場合は必ず無料カウンセリングなどで事前に相談してください。

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【箇所別】VIO脱毛の痛みの度合い

VIOの中でも、脱毛箇所によって痛みの大きさが異なります。以下では、Vライン・iライン・Oラインそれぞれの痛みの感じ方について説明します。ただし痛みの感じ方には個人差があるため、参考に留めてください。

Vラインの痛み

VIO脱毛は痛みが大きいといわれますが、Vラインはその中で痛みが比較的少ない傾向にあります。Vラインは太くてしっかりとした毛が密集していますが、後述のiラインやOラインよりも肌に含まれるメラニン色素が少ないため、光やレーザーを照射した際に肌の表面で熱が発生しにくいからです。

またVラインの中でも腹部に近いエリアは毛が薄くなっていくため、デザインによっては想像より強い痛みを感じる箇所が少ない場合もあります。

iラインの痛み

iラインはVIOゾーンの中でも強い痛みを感じやすい箇所です。粘膜が近く非常にデリケートであり、刺激に敏感だからです。色素沈着により肌の色が濃くなっている場合、光やレーザーが反応して痛みを感じやすくなります。

またiラインは皮膚が薄く毛が密集しているため、照射時の熱が神経まで伝わり、痛みを発生しやすいです。

ただしiラインは範囲が狭いため、照射一回ごとの痛みは強くても照射回数は少なく済みます。このため「痛いけれど短い時間なので耐えられる」という方も多いです。

Oラインの痛み

Oラインもiラインと同様に、比較的強い痛みを生じやすいです。Oラインの毛は太く濃い傾向があるため、光やレーザーが反応して痛みの原因となる熱がより発生しやすく、毛が密集している人ほど痛みも強くなりやすいといえます。

男性の場合はOラインの毛が太く密集しており肌の色素も濃い傾向にあるため、より痛みを感じやすいです。

VIO脱毛で強い痛みを感じやすい人

脱毛の際に特に痛みを感じやすいVIO脱毛ですが、同じ施術でも痛みを感じやすい人と感じにくい人がいます。ここからは痛みを感じやすい人の特徴について詳しく解説します。自身に当てはまるかどうか確認しながら読み進めてみてください。

脱毛するのが初めての人

初めての脱毛では強い痛みを感じるケースが多いです。脱毛経験がない場合、不安や緊張によって神経が過敏になり、同じ施術でも刺激を感じやすくなるからです。数回施術を受けて脱毛に慣れてしまえば、痛みは徐々に緩和していきます。

また脱毛に用いる光やレーザーは毛のメラニン色素と反応して痛みの原因となる熱を発生するため、まだ脱毛できている毛がなく、毛量の多い脱毛初期は痛みを感じやすいです。

その他、脱毛を受けるまでに自己処理を重ねて色素沈着している場合も、光やレーザーが肌に反応しやすくなります。

このように、初回の脱毛では痛みを感じやすい要因がそろっているため、ある程度の痛みが生じる点は理解しておきましょう。

生理前・排卵日前後で施術を受ける人

生理前や排卵日前後はホルモンバランスが崩れ、脱毛による痛みを感じやすくなります。肌がより敏感になったり、肌荒れや炎症を起こしやすくなったりするためです。その他、コルチゾールと呼ばれるストレスホルモンが多く分泌されることから、メンタル面も不安定になり、痛みにつながりやすくなります。生理前や排卵日前後は、脱毛のタイミングとしては不適切といえます。

体調不良・寝不足・空腹時に施術を受ける人

体調不良・寝不足・空腹の状態はホルモンバランスが崩れていたり、免疫力が低下していたりするため、脱毛の施術時に痛みを感じやすくなります。

不調を感じたまま無理して脱毛を受けても、刺激に耐えられずまともに施術を受けられないケースもあるため、体調が整っていないと感じるときは予約を別の日に変えてゆっくり休むことも大切です。

肌荒れや乾燥など肌の状態が悪い人

肌荒れや乾燥などによって肌が不健康になると、肌のバリア機能が低下し敏感になって痛みを感じやすくなります。普段から生活習慣を整え、スキンケアを怠らずに肌をケアしておくことが大切です。

また日焼けによって肌が黒くなると、光やレーザーが肌のメラニン色素と反応して痛みにつながります。

毛深い人や肌の色が濃い人

毛深い人や肌の色が濃い人は、そうでない人よりも痛みを感じやすいです。
前述のとおり毛量が多いほど熱の発生が増え、強い痛みにつながります。また毛が濃いことで照射時間が長くなる可能性があり、痛みを感じる時間も長くなる場合があります。

もともと肌の色が濃い人の肌はメラニン色素が多く含まれているため、光やレーザーを照射した際に皮膚表面で過剰な熱が発生し、痛みを覚えやすいです。

【施術回数別】VIO脱毛の痛みの目安

【施術回数別】VIO脱毛の痛みの目安

脱毛は施術回数を重ねるごとに、痛みの度合いが変化していきます。VIO脱毛の場合、初回や2回目は痛みを感じやすく、3回目以降は徐々に痛みが緩和されるケースが多いです。

ここからはVIO脱毛での、施術回数ごとの痛みの目安を解説します。ただし痛みの感じ方には個人差があるため、参考に留めてください。

VIO脱毛:初回

脱毛初回は毛量が多いため痛みを感じやすい傾向にあります。しかし前述のとおりある程度の痛みは生じるものの、我慢できないほどの痛みを感じるケースは少ないです。

通常、初回の脱毛では痛みを抑えるために低めの出力で行いますが、痛みの強さには個人差があります。もし痛みに耐えられそうにない場合は、スタッフに伝えるようにしましょう。

VIO脱毛:2回目

脱毛は1回で全ての発毛組織にアプローチできるわけではありません。2回目の施術を受ける頃には、初回と同等の毛量に戻っています。

また2回目の施術は初回よりも施術に慣れる人が多いため、より効果的な脱毛ができるように初回より出力を上げるのが一般的です。出力が上がったことにより、初回よりも痛みを強く感じるケースが多いです。

今後の施術時の指標にもなるため、痛みが強いと感じる場合は無理せずスタッフに伝えて出力を弱くしてもらいましょう。

VIO脱毛:3回目以降

光脱毛や医療レーザー脱毛でそれぞれの脱毛効果を得られるのは、成長期の毛に対してのみです。VIOゾーンの場合、成長期の毛の割合は全体の約30%と多いため、3回目以降には毛量が減少したり自己処理の頻度が少なくなったりするのを実感できる可能性があります。

施術を重ねて、毛量が少なくかつ毛が細くなっていれば施術時の痛みは徐々に感じにくくなります。ただし発毛組織にダメージを与えたり破壊したりする脱毛の原理上、3回目以降であっても痛みが全くなくなるわけではありません。初回や2回目の脱毛と比較すると軽減されるという意味で理解しておきましょう。

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VIO脱毛の痛みを軽減する方法

前述のとおり、VIO脱毛は全身の中でも痛みを感じやすいです。しかしポイントを押さえておけば、脱毛の施術時の痛みを少なくできます。ここからはVIO脱毛の痛みを軽減する方法を6つみていきましょう。

脱毛する時期をコントロールする

脱毛の施術を受けるタイミングをコントロールすれば、痛みを軽減できるケースがあります。特に生理前後はホルモンバランスが崩れて肌が敏感になるだけでなく、肌荒れも起こしやすいため、脱毛には不向きなタイミングです。目安として生理の前後3日間は脱毛を避けましょう。

生理周期の観点から脱毛に適したタイミングは、生理から約1週間後です。このタイミングはエストロゲンと呼ばれる女性ホルモンの分泌が増えるため、ホルモンが促すコラーゲン生成でいつもより肌が健康的な状態となりやすく、痛みが不安な方に向いています。

脱毛前には正しい自己処理を行う

光脱毛や医療レーザー脱毛を受ける前には、自宅で事前に自己処理をしておく必要があります。毛が長く伸びたままだと毛穴の中の毛に効率よく熱が伝わりません。場合によっては強い痛みにとどまらず、やけどの原因となってしまいます。

自己処理の際には、以下の点に注意が必要です。

  • 脱毛当日ではなく1〜2日前に行う
  • 毛抜き・ワックス・除毛クリームは使用しない(脱毛効果がなくなる)
  • 長い毛はあらかじめハサミで短くカットする
  • 電気シェーバーを優しく肌に当てる
  • 毛の流れに沿って剃毛する
  • 剃り残しが起きないようにする
  • 自己処理後は保湿剤をたっぷり塗る

とはいえ、無理して自己処理しようとすると肌を傷つける可能性があります。VIOの手の届かない範囲については、ほとんどのサロン・クリニックで剃毛してもらえるため、できる範囲で処理をしておけば問題ありません。ただし対応はそれぞれのサロン・クリニックで異なるため、事前に確認するようにしてください。
脱毛の施術時の痛みを軽減するためにも、上記のように正しい自己処理を行いましょう。

脱毛前後では保湿を徹底する

乾燥や炎症を抑えるためにも、特に脱毛前後では保湿を徹底しましょう。肌が荒れていると痛みに対して敏感になります。

VIOゾーンは皮膚が薄いため、刺激のある化粧水などは避けましょう。一般的な顔用の保湿剤でも問題ありませんが、VIO向けの保湿剤を用いるのがおすすめです。医療機関やクリニックでは、必要に応じてワセリンなどの保湿クリームを処方してもらえることもあります。

しかし脱毛前日〜当日にクリームで保湿すると、保湿成分が毛穴に詰まってしまい、十分な脱毛効果を得られない可能性があります。脱毛の施術日が近くなったら化粧水のみにするなどして、クリーム系の保湿剤の塗布は控えましょう。

また脱毛後は肌がダメージを受けているため、ワセリンなど油分の多い保湿剤でしっかり肌を整えるのがおすすめです。

痛みを抑えやすい脱毛機を選ぶ

脱毛サロンやエステサロンで扱う光脱毛は、低出力のため痛みを感じにくい傾向にあります。しかし光脱毛では発毛組織の破壊をできるほどのエネルギーが得られません。一時的な抑毛・減毛効果を目的としたものだからです。

発毛組織を破壊して効率よく毛量を減少させたい場合は、医療機関やクリニックでレーザー脱毛機による施術を受けるとよいでしょう。医療レーザー脱毛は熱破壊式と蓄熱式の2種類に分類されます。

熱破壊式は毛根に直接熱を伝えるため、比較的痛みを感じやすいです。痛みに不安がある場合は照射する瞬間に肌を冷却できる熱破壊式の脱毛機を用いるか、より低出力で連続照射する蓄熱式が向いています。蓄熱式なら輪ゴムで弾かれたような強い痛みは感じにくく、肌が多少熱く感じる程度の感覚に抑えられます。特に痛みを強く感じるiライン・Oラインの脱毛も、比較的我慢しやすいでしょう。

ただし痛みの感じ方には個人差があるため、不安な場合は事前にテスト照射を受けることをおすすめします。

脱毛時に麻酔を使用する

脱毛の施術を受ける箇所にクリームタイプの麻酔を塗布することで、痛みを感じにくくなります。多くの場合麻酔に別料金がかかりますが、VIOはごく狭い箇所であるため塗布する範囲によって高額になる恐れもなく使用できます。

クリニックによっては塗布できる箇所に制約があるため、痛みが不安な場合は事前に無料カウンセリングでスタッフに相談してみてください。

痛みがある場合は照射の出力を調整してもらう

脱毛機によっては照射レーザーの出力を細かく調整できます。出力が下がれば得られる効果も小さくなりますが、我慢できないほどの痛みがある場合は炎症などの肌トラブルにつながりかねないため、出力の調整を検討しましょう。

出力は自分では調整できないため、痛みを感じる際は気軽にスタッフへ声を掛けてください。

まとめ

本記事ではVIO脱毛の痛みの強さや、痛みの軽減方法について解説しました。VIOゾーンは皮膚が薄く毛が密集しているため、全身の中でも特に痛みを感じやすい箇所です。脱毛の施術時の痛みは体調や日々の保湿ケアによっても左右されるため、今回紹介した注意点を押さえてVIO脱毛に臨みましょう。

医療脱毛を受けられる「じぶんクリニック」では、VIO脱毛の痛みの強さに対応できるよう、熱破壊式と蓄熱式の両方の脱毛機を用意しています。

低出力の蓄熱式なら皮膚の温度が上昇しにくいため、痛みを感じにくいです。高い脱毛効果を両立したいなら、肌を冷却する機能を搭載した熱破壊式の脱毛機の使用も可能です。施術を受ける方の肌のコンディションを確認しながら、看護師が適切な脱毛機を選定いたします。
また施術を担当する看護師も定期的な研修を受けており、一人ひとりの肌状態を見極めながら、適切な出力で施術を行います。無料カウンセリングを受けていますので、VIO脱毛に興味がある方はまずはお気軽にお問い合わせください。

鈴木 稚子 医師
この記事の監修者
鈴木 稚子 医師
診療科目:美容皮膚科
診療科目:美容皮膚科

記事に記載のとおり、VIO脱毛は比較的痛みを感じやすいですが、我慢できないほどではありません。ただし痛みの感じ方には個人差があるため、不安な場合は事前に相談してください。普段からVIOのスキンケアをしている方は多くないかもしれませんが、脱毛期間中はなるべく気を遣い、丁寧にケアするよう心掛けましょう。申告さえあれば痛みの大きさに配慮した施術もできるため、疑問点や要望などあれば恥ずかしがらずにしっかりと申し出ることが大切です。